自分で調べたミニチュアピンシャー(ミニピン)について詳しく紹介。どこの国のいぬなのか。大型犬なのか小型犬なのか。

● ミニチュアピンシャーってどこの犬?

ここまで読んで頂いたのも、何かの縁。

ついでにミニチュアピンシャーについて、知っていってください。


【ミニチュアピンシャー】
原産国は、ドイツ。
トイグループに分類されます。
ミニチュアピンシャーの平均的な大きさは25.5〜31.7p、体重は3.5kg
ドーベルマンのミニサイズのような黒が主の色あいのものと、茶一色の体のものとが主
我が家の愛犬たちは茶色一色、ヒゲも茶色ですが、
細かく分けるとグレー・レッド・タンなどの色の種類がいて、
ヒゲの色も黒だったり茶だったりします。

● ミニチュアピンシャーってどんな犬?

【歴史】
ヘル・ピンシェルを小型に改良固定したもの。
ヘル・ピンシェルは200〜300年前にドイツや北欧の国々で小害獣駆除を目的として
飼育されていた中型の犬種で、ドーベルマン・ピンシャーの祖先。
ドーベルマと体形が似ているため、ドーベルマンのミニチュア犬と思われがちですが
犬種の歴史ではミニチュアピンシャーの方が古いそうです。
改良固定の過程でミニチュア・シュナウザーや
トイ・マンチェスター・テリアなどの血が混入されています。

【名前の由来】
ミニチュアピンシャーはドイツではレイ・ツベルクと呼ばれています。
レイは小鹿、ツベルクはとても小さい、の意味
ミニチュアピンシャーは日本ではミニピンやピンシャーなどの愛称で呼ばれることが多い。

【性質】
ミニチュアピンシャーはドイツの使役犬由来の性質を持ったまま小型化されていて、
愛玩犬に分類されていますがとても気性が荒く大胆な犬種です。
体も強壮で小さいながら番犬としての素質を十分に残しています。
愛玩犬種で初めてミニチュアピンシャーは訓練資格をとった事でも有名。
自尊心が強く攻撃的、自分より大きな相手に立ち向かい、前触れなく噛み付く事がある。
生まれつき清潔好きで、飼育環境を汚す事がないし、
テリトリー防衛本能が強くマーキング癖があるが、
家庭・家族にはきわめて忠実でネズミの駆除が得意。
未知の人に強い警戒本能を示すため、アメリカでは車の盗難防止などのために
車に載せられている事があったらしい。

上記の性質を日本の飼い犬としての現状にあてはめると・・・
 ・ちっさいけれど、気は強く、知らない人に吠えまくる
 ・番犬向きとはいえやっぱりちっさいので、泥棒とかには負けるがチャイム代わりにはなる
 ・散歩中に自分よりもずっと大きいいぬ相手でも、いきなり飛びかかることがある(要注意)
 ・そのくせ家の中では、お腹を出して寝たりと、いい根性している
 ・頭はいいほうなので、芸を教えればよく覚える
 ・綺麗好きなので、家の中などでの粗相は少ない
 ・ネズミを捕まえてくれる(捕まえてこられても困る)
 ・一度仲間だと認識してくれると、外敵から守ろうとしてくれる(ありがた迷惑)

【体型】
ミニチュアピンシャーは断尾や断耳が一般的。
しかし昨今のヨーロッパ諸国での断尾や断耳禁止の風潮に押され、
世界的に断尾をする国が減ってきている。
中型犬以上を思わせる均整のとれたスクエアタイプで、
輝く瞳と俊敏な動作は小鹿のようで前肢を高く上げるハクニー歩様が特徴。
短毛でなめらかな被毛は多くの手入れを必要としない。
ミニチュアピンシャーは足が細いので、肥満には要注意。


※4本足全てを同時に使い真上に飛び上がる、「ちるちる殺法」についてはどこにも記載がありません。